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【大学受験2019年】なぜ2019年大学入試が難しくなると言われるのか!?


2018年入試では早慶上理・MARCH、関関同立などの私立大学が合格者数を厳しくすることで、連鎖的に日東駒専などの中堅私立大学の倍率、難度が急上昇しました。


その結果、連鎖的に下位レベル大学まで滑り止めとして併願する受験者が増加し、いずれの大学もワンランク高い難易度へと難化したのです。


2018年の入試が難しくなった理由

2018年の入試が難しくなった原因は「入学定員の厳格化」が2016年から私立大学に導入されたことに由来します。
これはもし大学が、大学定員充足率(入学定員に対する入学者数の割合)を1.2倍よりも多く学生を入学させると、国から大学への私学助成金が不交付になるという制度です。

主に私立大学で、大学定員充足率が16年度は1.17倍、17年度は1.14倍、18年度は1.1倍と厳しくなっています。
基準を超えると助成金は全額カットされてしまいますから、大学側は合格者を多く出せなくなってしまいました。

2018年の一般入試結果では、国公立大学が志願者の約1%が減り、合格者も約1%減りました。
それに対して私立大学は志願者が約7%増えたのにも関わらず、合格者が約4%も減りました。

大都市の難関から中堅レベルの私立大学の文系を中心に難化し、準難関国公立大がやや易化しました。
学部や系統でみると、国公立学では医学部や薬学部が倍率が減り、私立大学では文系の倍率がかなり上昇しました。

私立難関大学から中堅上位大学に対する大幅な合格者の厳格化により、2019年入試では高卒生(浪人生)が2018年よりやや増えていると言われています。

2019年の入試の展望

まだまだ就職しやすい情勢ですから、私立文系人気はもう少し続くでしょう。
受験生は大都市志向が強く、大都市の私立大学は定員超過率の制限がそのままで、特に東京23区内の大学は定員増や新増設が認めらていないことからも難化傾向は続くと言われます。
2019年入試では、私立大学は推薦やAO入試も含め、志願者が増えて合格者絞り込みによって、早慶上理~MARCHでは厳しい入試が見込まれます。

合格最低点ではなく、合格者平均点を目標にしよう

過去問練習をしているときに気になるのが、合格者最低点ですよね。
合格最低点は合否の分かれ目ですから、受験生はそれを超えようと意識します。
しかし、ここで受験生の方に毎年毎年、口を酸っぱく訴えていることがあります。
それは

「合格者平均点を超えることを目標に」

ということです。

世間では、2017年までの合格最低点を指標に受験校を選定して、2018年では不合格になった例が多いと言われています。
合格平均点は、合格最低点よりだいたい得点率で4~12%くらい高いです。

「合格最低点はギリギリ受かる=うっかり落ちる」

という点数ですから、完璧に合格するために合格者平均点の学力まで上げましょう。